【子どもの片付け。その前にもっと大事なこと。】
前回の記事「ダイニング、朝のリセット」が話題記事トップ10にまだ
あります。多くの方に観ていただいて通常、有難いのですが、
今回は別。(笑)
こんなにも恥ずかしい気持ちになるとは・・・(笑)
リセット前の写真、そう、乱れたダイニングの上に食事がのっている写真
を載せたのだけど、まるで昨晩から食べ物がのっているような感じになってしまった。
(そういう意図は全くなしだったんだけど)
本当は、乱れた机のまま次男が朝食を運んで置いてます。の状態。
・・・どっちにしても恥ずかしいだろう~~( ゚Д゚)
というオチ。だからはやくトップ10から去らないかな~と
思っているのです。(爆)
さて、以前子どものお片付けの記事をあげましたが
今日はその続きです。
片付けを教える前に、もっと大事なことを書いてみます。
それは親が子に物を与える。ということなんです。
どういうことかというと、
例えばまだ1歳2歳のお子さんがいらっしゃるお家のリビングが
まるで児童館のようになっているのをよく見かけます。
数年前までは大人の空間だったはずなのに、わずか1~2年でおもちゃがいっぱい!
こんな状況、あるあるですよね。
分かりますよ~!
目をキラキラさせて新しいおもちゃを喜ぶあの子どもの笑顔ときたら、
可愛くって、あれも、これも見せてあげたい!遊ばせてあげたい!ってね。
それに、子どもと家で過ごす時間が長いとママはどうやって
子どもを1日退屈させないで遊ばせすかが大問題なんですよね。
そうすると週末ごとにパパとおもちゃ屋さんへ行き、小さい物なら・・・って
買ってあげていたら、気付いた時には大きなおもちゃを入れる箱が満杯になってた。
それにプラスして、誕生日にはおじいちゃん、おばあちゃんからも
プレゼントが届くのでしょ?
子どものおもちゃが急速に増える訳なんですよ。
そして、3歳になるころには思うんです。
「うちの子、幼稚園に入る前に片付けられるようにしたいわ!
だっておもちゃは部屋に散らかしっぱなし、まるで片づけない!
一つだしてはすぐ飽きて、また出して遊ぶ!」
「これやばくない??」
そう、やばいね!でも、
これ、やばいのは子どもじゃなくて
オトナ。なのね~~。
気付いたときにはおもちゃ箱が何ケースもあって、
ブロックだって、何種類もあるし、人形だっていくつあるか数えきれない!
そんな状況でギューギュー詰めのおもちゃ箱に片づけるって、
子どもにとっては本当に難解なんです。
それに「入れると出しにくいもん。」「大事なのにぐちゃぐちゃになるの嫌だもん。」
って子どもだからはっきりと説明できないんだけど、
こんな風に思っているからしまいたくない。
そんな理由があることも知ってあげて欲しいなぁ。
そう!私もありました、長男2歳の時だったなぁ。
おもちゃをいっぱい出して片付けないでいる息子に腹を立てて、
「片付けないなら全部捨てるよ!」っておもちゃをごみ袋に入れるふりをして
小さい息子を泣かせてしまったこと。(苦い思い出・・・)
分かってない母さんでごめんだったね。
意味のない行為だったよね。とあの頃の息子に大反省です。
私もまだまだ若いママだったから、知識も少なくて
片付けさせないと!!ってただただ必死になっていたんだと思う。
必死になる、その矛盾に気が付かず。。。ね。
おもちゃをあまり1度に与えないように。
というのが理想ですが、
そんなことを書くと・・・時、既に遅し!・・・というママが続出することになるから(笑)
そんなお家のママパパにこれからできることはというと、
親が子どものおもちゃの量をコントロールする。ことです。
いつも使う物をよく見て、それをカテゴリーに分けて箱に入れて渡すんです。
ミニカーならミニカーの箱
人形なら人形の箱
持っているミニカー、人形を全て入れるんじゃなくて、
気にいってるような車、人形だけを厳選してその他の物と分けて
子どもが自分で持ちやすい大きさの箱に入れて渡す。
勿論、他のおもちゃの種類も厳選。
今、遊んでいないな~という物は少しの間隠しておきます。
そして今出している物が飽きた頃に、入れ替えをするのです。
持っている物全てを部屋に置くことで、
何で遊んでいいか迷ってしまい
遊んでも他に目写りしてすぐ飽きてしまうんです。
まぁ、もともと子どもって次から次へと目移りするものなんだけどね。
そんな特性も分かってあげないとですね。
だからただでさえ部屋いっぱいにあるおもちゃがすぐに投げ出され、
それをママは毎回途方に暮れて
怒りながら片づける。
な~んて、悲しくなることが日々繰り返されてしまうんです。
改善のないことを怒るほどむなしいことってないから。
もちろん、子どもも悲しい!
自分は悪いから怒られる。って思うんです。
そんなたくさんの物を元の場所に戻すなんて、
元々出来る訳がないことを子どもに変わって断言します!
そんな理屈は大人にしか分からないこと。
だいたい、家におもちゃ1つだったとしたら、
その一つをこの箱に入れてね。
といえば誰でもできるんです。それが1歳でも。
それが複雑になるから、やれないんです。
単純なことです。
子どもが大きくなっても同じこと。
子どもが欲しがるままに漫画だ服だ、ゲームだと与え、
もう使わなくなったモノと新しく手に入れたモノが複雑に混合されたお部屋。
どう片づければいいの?正直私でもそう思ってしまう状況にあるお家、多いです。
もう子どもが一人で管理できる数ではないことが多いのです。
それに親が気付いてあげずに、片付けだけをきちんとやらせたい。
というのはとっても難しいこと。
ちなみに・・・うちの長男の机の中はすかっすかです。
次男となると、引き出し付きの机も買ってません。(笑)
それだけ物を与えるスピードをゆっくりにして、
厳選する時間を与えてから物を買っています。
タンスの中の服も然り。
だから片付けもやりはじめたら単純なんです。
一つのアイテム(机の上。服。おもちゃ。)
子どもが自分一人で10分集中して片付けたら終わる。
そんな量が彼らの適量だと実感しています。
後はやるか、やらないか。だけ。
子どもを片付けなさい!と怒る前に、
管理できる量を与えているのか?をまず親が見極めてくださいね。
そうすることで親のサポートも全く変わってきますからね!
もう無駄なことに顔のしわを彫り込むのはやめましょう!(笑)
どの状況にもきちんとした対策が必要なだけですから!
今日は片付けの前にもっと大事なこと。でした(*^-^*)
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